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カズマ、人生最大の幸運

ヴァルストーク/カズマの部屋
剣崎『橘さん! 所長が……』
橘『ここは俺に任せろ。お前は所長を頼む。』
剣崎『でも……!』
橘『行けッ!!』
剣崎『…はいっ!!』
カズマ「はぁ… 今年もこの日が来ちまったかぁ… 街にはDボゥイさんにアキさん、ゼクスさんにノイン教官を初めとするカップルがワンサカいるのに俺は一人で仮面ライダー鑑賞…… 泣けてくるぜ………」
と、その時カズマの部屋のドアを誰かがノックする。
カズマ「うん?」
ミユキ『すいません、カズマさん…居ますか?』
カズマ「み、み、み… ミユキさんっスか!? い、今部屋を片付けますから! ちょ、ちょっと待っててください!」
ミユキ『は、はい……』
そして、十分後………
カズマ「それで、いったい何の用があって来たんスか?」
ミユキ「実はミヒロちゃんに頼まれたんです。『今日はミユキさんがお兄ちゃんのためのサンタさんになってとっておきのプレゼントをしてあげて』……って。」
カズマ「とっておきのプレゼントを? 俺…今、別に必要としているものなんか無いっスけど………」
ミユキ「うふふ、そういうのじゃないですよ。私が言う『とっておきのプレゼント』はこの季節にカズマさんが最も待ち遠しくしているものですよ。」
カズマ「この季節に俺が待ち遠しくしているもの…? ま、ま、ま…まさかそれって……!?」
ミユキ「はい。カズマさん… 今日は……私と……デート……してくれませんか?」
カズマ「!? ………」
ミユキの突然の一言にカズマの時間が一時停止する。
カズマ「ええええええええええっっっ!?!?!? で、で、で、で…でも本当に俺なんかでいいんスか!? 買い物ならともかく、デートって…… そ、そ、そ…それに、Dボゥイさんがなんて言うか……」
ミユキ「大丈夫ですよ、カズマさん。お兄ちゃんも『カズマなら安心してミユキを任せられる』って言ってくれましたし……」
カズマ「Dボゥイさんがそんな事を……(うぅっ… お、俺……今日はホントに死んでもいいかも………!!)」
ミユキ「か、カズマさんどうしたんです!? さっきから体が震えていますけど………」
カズマ「!! い、いや…何でもないっスよ。さ、さあ、行きましょう!!」

ヴァルストーク/通路
部屋から出ていくカズマとミユキを睨みつけるアリア。
アリア「………(馬鹿カズマ! あたしが居るのにミユキなんかに現を抜かされて! こうなったらあの二人の……)」
シホミ「あらあら、アリアちゃんったら………」
レギュレイト「駄目ですよ、アリア。そう言ういじわるは……」
アリア「はうっ! お、お姉ちゃん! それに、ママ! いつの間に!?」
レギュレイト「さっきからず~っとそこに居ましたよ?」
アリア(か、カズマとミユキに気を取られすぎて、ママとお姉ちゃんには全然気づいていなかったわ………)
シホミ「アリアちゃん、今日のカズマとミユキさんのデートのプランはミヒロちゃんが立ててあげたんだから、邪魔しないように……ね?」
アリア「ええっ! ミヒロが!? そ、それ…本当なの?」
シホミ「正真正銘本当よ。 さあ、アリアちゃんはケーキ作りを手伝ってね?」
アリア「(うむむぅ… ミヒロが言ったんなら仕方ない……)はぁい………」

ヴァルストーク/食堂
ノアル「……で、カズマまでミユキと一緒に街へ行っちまったのかよ………」
サブロウタ「ああ… それにダービットとデッド(!!)にユミとハヤトといったカップルとは言い難い組み合わせまで街に出かけたってよ………」
アオイ=ジュン「それに引き替え僕達の方は………」
ノアル「………」
サブロウタ「………」
ノアル・サブロウタ・アオイ=ジュン「はぁ………」
ガイ「おいおい、なーにシケた面してんだよお前ら! こういう時こそゲキ・ガンガーを見て憂さ晴らしだぜぇ!!」
ノアル「お前はいいよなぁ……クリスマスに彼女なしだってこうしてポジティブにいられるんだからよ……」
サブロウタ「……全くだ。お前を見てると俺は昔に戻りたいって気持ちになってくるぜ………」
ガイ「???」


あとがき。
 さてさて約4ヶ月ぶりにノイ・ヴェルターの爽快かつ愉快な日々のアップを行ったわけですが、今日はクリスマスイブなのでクリスマスイブネタを持ってきました。

 W本編でカノジョがいないさみしいクリスマスを送っていたカズマですが、ミヒロちんのお願いもあってか今回、人生最大の幸運を手に入れることができました。
 私自身、自分で書いておいて何ですが、カズマとミユキをどうしてもくっつけたくなるんですよね、不思議だな(超爆)。

なお、このお話はカズマの夢だったという無体なオチは一切用意していないのであしからず。

 ちなみに、今回カズマが冒頭で見ていたのは仮面ライダー剣の第15話『運命の適合者』です。
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面白動画

 いつまでも開店休業状態と言うのも何なので、私が見つけたニコニコ動画での面白動画を紹介します。


なのはさんは、いつでも全力全壊の様です。



管理局の勇者王参上!!




へぁぁー! なのはさんの声がー! 武蔵の姿がー!!!!


………いずれも、リリカルなのはのMADなのは私が最近リリカルなのはシリーズに興味を持ち始めたからです(笑)。

お花見パニック 後編 Bパート

そして、満開の桜の下で弁当を食べ始める一同。
ダービットが作ったサンドイッチセット。
ナターシャが作った高級感漂う弁当。
ミユキが作った塩鮭、玉子焼きなどスタンダートな構成の弁当。
アキが作ったおにぎりセット。
カズマとアリアが合作した和洋中が揃った弁当。
ユミが作った誰がどう見てもお子様ランチの出来損ないにしか見えない弁当など様々な種類の弁当が敷き詰められた。

Gアイランドシティ/公園
ナターシャ「ちょっと、ダービット! あんた、アリアが作ったお弁当を取りすぎてるわよ! 他の人のことも考えなさいよ!」
ダービット「そういうナターシャだって、シホミさんの作った弁当をごっそり取っているじゃねえか。 お前こそ他の奴の事を考えろって」
ナターシャ「う… そ、それはシホミさんの作った出汁巻き玉子が美味しかったからつい………」
シホミ「ナターシャさんったら…そんなことしなくてもヴァルストークに行けばいつでも作ってあげるのに…」
ナターシャ「す、すいませんシホミさん……」
シホミ「うふふ… みんな、お弁当は他にもあるからどんどん食べてね。」
ミリー「はーい!」
ノアル「うめえ! ナターシャにほとんど取られちまったけど、やっぱりシホミさんの料理は最高だぜ」
バルザック「まったくだな。まあ、俺としちゃあナターシャの弁当も中々のもんだと思うぜ?」
ノアル「ナターシャの弁当が?」
バルザック「おう。ナターシャの奴、短期間料理教室に通っていただけなのにこれだけのモンを作るとは…大したもんだぜ」
ノアル「どれどれ… おっ! これもまた美味いぜ。」
ナターシャ(やった…! 大成功……!!)
ダービット「確かにあの二人の言うとおりだな。こりゃ、シホミさんの弁当にも引けを取らないぜ。」
デッド「もしかすると、ナターシャって料理の才能があるのかもね。」
ナターシャ(やった…! これで私も…ようやく日の目を見ることが……!!)
ミヒロ「もぐもぐ………」
アリア「あっちは盛り上がっているねぇ」
カズマ「で、ミヒロどうなんだ? 俺とアリアが合作した弁当は?」
ミヒロ「おいしい… もしかしたら、お兄ちゃんとアリ姉ちゃんが合作したお弁当ってお姉ちゃんが作ったものより美味しいかも」
アリア「本当に!? ……えへへ、ありがとミヒロ。」
カズマ「ああ、ミヒロにそう言われたら俺達も苦労した甲斐があったもんだぜ」
シホミ「うふふ…インファレンスがカズマ本来の部分を受け継いだように、アリアちゃんもカズマの料理の腕を受け継いだみたいね。今度アリアちゃんに食事当番をさせてみようかしら?」
ホリス「あ、それはいいかもしれませんね。彼女なら少なくとも、アカネさんより美味しい食事を作ってくれそうです。」
アカネ「ちょっとホリス! それってどういう意味よ!?」
ホリス「おっと、聞いていましたか。」
Dボゥイ「やれやれ、あの2人は相変わらずだな…… ともかく、カズマ。この出汁巻きを食べてくれないか?」
カズマ「ん? 別にかまわないっスよ。 ………う、うめえ!! でも、なんか姉さんの出し巻きと味が似てるな… コレをDボゥイさんが作ったんスか?」
Dボゥイ「いや、この出汁巻きはミユキが作ったんだ。」
カズマ「ミユキさんが?」
ミユキ「えへへ……」
Dボゥイ「ああ、冥王星での戦いが終わった後ミユキがヴァルストークによく足を運んでいただろう?」
カズマ「ええ、まあ……」
ミユキ「実はその一ヶ月の間にダービットさん達より早くシホミさんにお料理を教わっていたんです。私が作るお料理を食べてお兄ちゃんの喜ぶ顔が見たかったから……」
カズマ「へえ…ミユキさんらしいと言っちゃミユキさんらしい理由っスね これならDボゥイさんも喜ばないわけがないっスよ、ミユキさん」
Dボゥイ「ああ、俺も何度もミユキの作った料理を食べたが、どれも美味かったよ。」
ミユキ「本当ですか? ふふ、ありがとうございますカズマさん。それに…ありがとう、お兄ちゃん。」
アリア「………」
ミヒロ「ど、どうしたのアリ姉ちゃん…そんな怖い顔して……」
アリア「えっ!? い、いや…何でもないよ、ミヒロ。(う、うぬぅ…ライバル出現……!)」

そして、その一方では………
ゼオラ「こらアラド! そんなに食べたら私達の分も無くなっちゃうでしょ!?」
アラド「うるさいなぁ… そんなにカッカしてるとそのうち頭の血管がプッツンいっちまうぜ?」
ゼオラ「そんなのとっくの昔に切れてるわよっ!!」
オウカ「まあまあ、ゼオラ。落ち着いて」
アラド「大体俺はお前と違って胸に栄養を蓄えてねえんだから別にいいじゃねえかよ……」
ゼオラ「ま、また胸のことを言ったわねぇぇぇっ!!」
アラドの発言に怒ったゼオラはアラドに踵落としを喰らわせる。
アラド「ぶべっ!!」
ゼオラの踵落としをもろに喰らい公園の地面に突き刺さるアラド。
オウカ「ふふふ…相変わらず、この2人は見ていて飽きないわね……」
ラトゥーニ「そうですね、オウカ姉様」


そして、カズマ達の方は………
ダービット「…うっ… こ、このおにぎり…とても塩っ辛いぜ……!」
デッド「ま、まあ食べる前からいびつすぎる形でどんな味かは予想できていたけどね……」
ミリー「さっき食べたナターシャさんとミユキさんのお弁当は美味しかったのに… おにぎりくらいは作れるようになってくださいよ、アキさん……」
アキ「ご、ごめんなさい」
ユミ「………ちょっといいですか?」
ナターシャ「どうしたの、ユミ?」
ユミ「……なんで皆アキチーフやアカネさんのお弁当も食べているのになんであたしの作ったお弁当を食べてくれないんですか!? 今日のお弁当は自信があるのに………」
カズマ「自信があるって…俺にはどう見てもお子様ランチの出来損ないにしか見えねえけど…」
ユミ「あ、カズマ君ひっどーい! あたし、一生懸命作ったんだよ!?」
シホミ「まあまあカズマ、そんなこと言わずに食べてあげましょう? 幸い匂いの方はいいみたいだし……」
カズマ「まあ、姉さんが言うんなら食うけど……ダービット、デッド…お前らも付き合ってくれないか?」
ダービット「おいおい!? よりにもよって俺達かよ!? …でもまあ、ハヤトの奴はあれ以降ユミの料理がトラウマになってるもんな……しょうがない、一肌脱ぐぜ。」
デッド「ダービットがやると言うんなら俺もやるよ。」
アカネ「じゃあ、あたしはホリスの代わりにユミのお弁当にチャレンジしようかな。どんなに不味くても、マヨネーズさえあれば大丈夫そうだし……」
ナターシャ「いや、アカネさん… その理屈は色々と違うような………」

そして、ユミの作った弁当を口に入れる5人。
カズマ・シホミ・アカネ・ダービットデッド「………………」
デッド「うわっ!」
ダービット「ぶほっ!」
カズマ「うわああああああっ!!」
アカネ「…うっ! ……おえぇぇぇぇぇ………っ!!」
揃いも揃って公園の公衆トイレへ猛ダッシュで走り去っていく4人。
ユミ「ええーーーっ!? 今日もダメなの!?」
シホミ「…うっ………!(目は閉じているが眉間にしわを寄せている)」
ユミ「ええっ!? し、シホミさんまで………!?」
シホミ「ミヒロちゃん…ちょっとお茶を頂戴。」
ミヒロ「う、うん……」
ミヒロから手渡されたお茶を飲み始めるシホミ。
シホミ「ふぅ… あの嫌な味はどうにか消えたようね………」
と、そこに公衆トイレからダービットとデッドとアカネが戻ってくる。
アカネ「うぅ…マヨネーズをかけたら余計酷い事になった………」
ミユキ「だ、大丈夫ですかアカネさん!?」
アカネ「ぜ、全然大丈夫じゃないよ…ミユキ…何か飲み物を頂戴………」
ミユキ「は、はい…」
アカネにコーラの入った紙コップを渡すミユキ。
アカネ「サンキュー、ミユキ………」
デッド「うぷ…まだ口の中にえげつない味が残っているよ………」
紙コップに入っているスポーツドリンクを飲み始めるデッド。
ダービット「ユミ… これちゃんと味見したのか?」
ユミ「え? そ、そう言われたら……」
自分の作った弁当を口に入れるユミ。
ユミ「う、うひぇ~~~~!!」
近くにあったゴミ袋に自分の作った弁当を吐き出すユミ。
ユミ「………何コレ?」
ダービット「な、何コレって言われてもよ……ともかく、俺達はコレよりも不味いものは食ったことねえよ………」
ミユキ「………そんなにひどいものなんですか?」
アキ「え? ちょ、ちょっと! ミユキさん!?」
Dボゥイ「なっ…!? い、いかん! や、やめるんだミユキ!!」
Dボゥイとアキの制止を聞かずにユミの作った弁当を口に運ぶミユキ。
ミユキ「むぐむぐ……… あ、あうぅっ!」
Dボゥイ「ミユキ!?」
アキ「ミユキさん、大丈夫!?」
ミユキ「あ、ああっ…! あうぅっ!!」
咄嗟に近くにあったゴミ袋の中にユミの作った弁当を静かに吐き出すミユキ。
ミユキ「はぁ…はぁ………」
Dボゥイ「ミユキ! 大丈夫か!?」
ミユキにスポーツドリンクが入った紙コップを差し出すDボゥイ。
ミユキ「だ、大丈夫よ、お兄ちゃん…」
Dボゥイから差し出されたスポーツドリンクを一気に飲み干すミユキ。
ミユキ「雷牙博士のところで療養中に飲んだアレよりはだいぶマシだから……」
Dボゥイ「療養中? アレ?」
アキ「どういう事なの、ミユキさん?」
ミユキ「実は…私が雷牙博士の所で療養中に雷牙博士のお弟子さんが私に特製の栄養ドリンクを作ってくれたんです」
アキ「特製の栄養ドリンク?」
ミユキ「はい。効き目こそあるんですけど、見た目と味がとても酷くて私は飲んだ後に気を失ってしまって……」
アキ「そ、そんなに酷かったの!?」
ミユキ「は、はい… それはもう、この世にあれ程美味しくない物は無いくらいで…… あれに比べたらユミさんのお弁当はかわいい方ですよ………」
Dボゥイ(り、療養中に色々とすごい物を飲んだんだな、ミユキ………)
と、そこにダービット達より遅れてカズマが公衆トイレから戻ってくる。
カズマ「む、むむぅ…… やいユミ! こんなの料理でも何でもねえよ!!」
ユミ「ひっ!」
ホリス「ま、まあ…カズマ、落ち着いてください。ユミさんに悪気はないんですから……」
カズマ「落ち着いてなんかいられないっての! やいやい! この●●●●料理人!!!

ダービットデッド「ブッ!!(カズマの言葉に思わずスポーツドリンクを吹き出した)」
ミヒロ・アリア・ミユキ「い、いや……{お兄ちゃん/カズマ/カズマさん}…! 下品!!」
カズマ「あ……!! い、いけねえ…つい、インファレンスみたいなこと言っちまったよ………」
ユミは●●●●料理人の汚名を着せられてしまいました。
ユミ「ふ、ふーんだ! そんな汚名なんかいつか挽回してやるんだから!!」
ダービット「おいおい、ユミ……汚名を挽回してどーすんだ?」
デッド「そうそう、汚名は挽回じゃなくて返上するものだって。」
ユミ「え、ええっ!?」
ハヤト「ゆ、ユミちゃん…君って………」
カズマ「ったくユミの奴ぁ……」
とそこに、帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)が流れ始める。
カズマ・アリア「いっ…こ、この音楽は………」
ミヒロ・ミユキ「まさか…!?」
シホミ「………ともかく、ユミさん?(目が開いている)」
ユミ「はうっ!?」
カズマ「ね、姉さん………(げぇっ… 俺達が恐れていた事態が本当になっちまったよ………)」
シホミ「お花見が終わったら後でヴァルストークの食堂に来なさいね? お料理の基本を一からみっちりと教えてあげるから………」
ユミ「はぁい………」
ノアル(おぉ、怖… ただ、目が開いただけなのに、すごい威圧感だぜ…<…!)
バルザック(こりゃ、カズマがガキの頃からシホミさんに頭が上がらないのも無理は無いわな……)
ハヤト(そんな事よりも、俺はユミちゃんのことが心配ですよ………)


あとがき
 前編をアップしてから2ヵ月後と言う物凄く遅いながらも、後編をアップしました(今回はAパート、Bパートに分けてアップし、ブログのレイアウトも変更しました)。

 今回はテッカマンブレードのミユキに負けず劣らず私のお気に入りであるオウカ姉さんとアラド君、ゼオラ、ラトの4人をゲスト出演させ、ユミのお弁当を食べるカズマ達のやり取りはテイルズオブファンタジアの侵食洞でのお食事タイムを元ネタに執筆しました。

 また、後半にミユキが言っていた雷牙博士のお弟子さんが作った栄養ドリンクは↓の事だったりします(爆)。

クスハ汁


 ちなみに、冒頭でミユキが見ていたのは「yes! プリキュア5」第7話「親友ナッツ現る!」です(ノイ・ヴェルターの爽快かつ愉快な日々でのミユキはプリキュア好きという設定なので)

お花見パニック 後編 Aパート

ヴァルストーク/ミヒロの部屋
こまち『あら? 可愛い♪』
かれん『なに?』
こまち『ホラ、トカゲ♪』
かれん『ひっ……! いやぁぁぁぁぁっ! こ、来ないで! それ以上近付かないで!!』
こまち『可愛いのに……』
ミユキ「連合宇宙暦101年 4月6日 航海日誌…
今日は、わけあってカズマさんの代わりに私がヴァルストークの航海日誌を書くことになりました。
アキさん達のお料理修行から大分経ち、普段お料理をすることがなかったダービットさんやデッドさんもシホミさんのご指導のおかげで、
ナターシャさんの方もお料理教室に通い続けた甲斐もあって大分上達し、
レギュレイトさんの一言でミヒロちゃんのお弁当を合作する事になったカズマさんとアリアさんもシホミさんのお墨付きがつくお料理を作り上げていました。
だけど……アキさんとユミさんだけは上達する気配が殆どなくて、ユミさんのお料理を食べたタカヤお兄ちゃんやカズマさんは毎日のように悶絶し、ユミさんはシホミさんのとてつもなく恐ろしいお仕置きを受けていました。
アキさんとユミさんはきっと本番では大丈夫と言い張っていたけど、本当に大丈夫なのかしら………
お兄ちゃんや皆さんと一緒に行くお花見がアキさんとユミさんのお弁当で地獄絵図にならないかどうかが心配です………」

日誌を書き終えて最後にキュアミントとキュアアクアのイラストを書くミユキ。と、そこにDボゥイがやってくる。
Dボゥイ「ミユキ、そろそろ準備をする時間だぞ。」
ミヒロ「きゃあっ! の、ノックぐらいしてくださいよ、Dボゥイさん!!」
Dボゥイ「っ! す、すまないミヒロ…つい、いつもの癖でここがミユキの部屋じゃなくてミヒロの部屋だってことを忘れてしまった……」
ミヒロ「い、いつもの癖って……?」
ミユキ「驚かせちゃってごめんね、ミヒロちゃん。お兄ちゃんは昔から私の部屋に入る時はノックをしないで入ってくるから……」
ミヒロ「そ、そうなんだ…… ああ、びっくりしたぁ………」
Dボゥイ「ほ、本当にすまなかった…ミヒロ……」
ミユキ「それで、お兄ちゃん。他の人達は?」
Dボゥイ「ああ、そろそろみんな台所に集まってくる頃だ。ミユキも急ぐんだぞ。」
ミユキ「わかったわ、お兄ちゃん。」


そして、しばらく経った後皆の弁当作りが無事終わり、一行はGアイランドシティの公園へと向かった。

Gアイランドシティ/公園
ミリー「でも、ビックリしたなぁ…ノアルさんとバルザックさんもお花見に参加するって聞いたとき……」
ノアル「まあな、アキ達が楽しい花見にいくってのに、俺達が留守番ってのは冗談じゃないからな。」
バルザック「それで、シホミさんを何とか説得して俺達も参加できることになったわけさ。」
ノアル「まあ、その代わりに花見で食う弁当の空箱を洗うのを頼まれちまったけどな……」
カズマ「そ、それって本末転倒じゃねえか……」
バルザック「仕方ねえよ、引き受けなかったら連れて行かないってシホミさんに言われちまったんだからな……」
ノアル「それに、シホミさんも4日前からちょいとご機嫌斜めだしな… 万が一逆らったらぶっ飛ばされそうだぜ……」
ミリー「ご、ご愁傷様です……」
カズマ「俺もガキの頃からよく姉さんを怒らせてはビンタされちまってるしな… ノアルさん達の気持ちがよ~くわかるぜ………」
ノアル「カズマ…お前も苦労してたんだな……」
シホミ「あら? カズマ…ノアルさん達と何を話しているの?(目は閉じている)」
カズマ「……ッ! い、いや…な、何でもない! 何でもないって、姉さん!」
シホミ「そう… ならいいけど……」
カズマ・ノアルバルザック(ふぅ…やっべえ、やべえ……)
ミリー(や、やっぱりシホミさん…ちょっと気が立っているみたいですね……)
アリア「でも、お姉ちゃん。あたし達、どこに座ろっか? これだけの大人数が座る場所って見つからないと思うけど……」
シホミ「それなら心配ないわよアリアちゃん。フリーマンさんが私達の為に絶好の花見スポットを確保してくれたもの。」
アリア「ああ、そうなんだ……って…ええっ!?」
ミヒロ「ふ、フリーマンさんってそんな事まで出来ちゃうの!?」
ホリス「い、いくらフリーマンさんが根回しが得意だからって、そこまでは………」
ミユキ「あ…シホミさん! フリーマンさんが用意してくれた場所ってあそこじゃないんですか?」
シホミ「どれどれ……(ミユキが指差した場所を見て)どうやら、あそこで間違いないみたいね。さあ皆、準備しましょうか」
カズマ「何だってーーーーっ!?」
アリア・ミヒロ「う、嘘… 信じられない……」
ホリス「お、恐るべし…フリーマンさんの根回しの上手さ………」

一行、フリーマンが用意した場所に座り始める。

カズマ「す、すげえ…ちゃんと俺達全員が座れちまったぜ……」
Dボゥイ「ああ…チーフの根回しの上手さは俺達もよく知っていたが…こんなことまでやれるとは思ってなかったよ……」
ユミ「でも、Dさん! ここから見る桜の花はすっごく綺麗ですよ~~!」
ミユキ「そうよ、お兄ちゃん。せっかく皆さんと来たんだから、今日は存分に楽しまなくっちゃ」
ユミ「そ~ですよね、ミユキさん! ハヤトさんもそう思うでしょ?」
ハヤト「そうだね、ユミちゃん!(うぅ…よかった…Dボゥイさんのついでとは言え…ユミちゃんに相手にしてもらえた………ッ!)」
ミヒロ「ホントに綺麗……」
アカネ「そうだね、ミヒロ。特にこの下で食べるお弁当はどんなに美味しいことやら……」
ホリス「おやおや、アカネさん。もう口からよだれが滴り落ちていますよ?」
アカネ「え!? ええっ!?」
ホリス「嘘ですよ。」
アカネ「こ、こ、こ、こ、こ、こ……この馬鹿ホリスゥゥゥゥゥーッ!!」
ナターシャ「やれやれ…相変わらずね。この二人は……」
ユミ「そうですね……って! ナターシャさん、居たんですかぁ!?」
ナターシャ「い、居たんですかじゃないわよ! 居たんですかじゃ! さ、最初から居たじゃない!!」
ユミ「す、すいませんでした…ナターシャさん……ぜ、全然気付いてませんでした………」
ナターシャ「ぜ、全然……!?(な、何で私ばかりミユキさんとは違って作者からこんな扱いを………しくしくしく………)」
デッド(あーあ、ナターシャの奴普通にヘコんでるよ……)
ダービット(と言うかユミの奴も結構えげつない事言うもんだな……)
バルザック「にしても今年の桜は一段と見事だな。こいつは写真に収める甲斐があるってもんだぜ。」
ホリス「写真? ああ、バルザックさんはスパイの頃はカメラマンに変装していたんですよね」
カズマ「そーいやそうだったな、俺としちゃあ、後で見せた軍人としての姿は全く気に入らなかったけどな」
バルザック「そう言うなって。じゃあ、一枚撮るから、みんな準備しろよ。」
カズマ「わかったぜ、バルザックさん。」
ミユキ「えへへ…じゃあ、私はお兄ちゃんの隣に座ろうっと♪」
Dボゥイ「お、おいミユキ……」
アキ「もう、ミユキさんったら! でも、この際だから私もタカヤの隣に座ろうかしら?」
ユミ「あーっ! ズルイです、チーフにミユキさん! こうなったらあたしはDさんの後ろに座っちゃおーーっと!!」
ハヤト「ちょ、ちょっとユミちゃん!? お、俺の立場は……!?」
Dボゥイ「……3人とも勘弁してくれ………」
ミユキ(でもハヤトさん、何か可哀想……)
カズマ(お、俺的にDボゥイさんが羨ましいというか…大変と言うか……)
アリア「ほらほらカズマ! ボーっと突っ立ってないであたし達も準備するわよ!」
ミヒロ「早くしないと撮影が始まっちゃうよ、お兄ちゃん!」
カズマ「わ、わかってるって!」

そして、しばらくして……

バルザック「よーし、そろそろ撮るぞ…って、ハヤト! シケた面してないでもっと笑顔になれ! いい写真が撮れねえだろうが!」
ハヤト「は、はい……」
デッド「相変わらず、前途多難だね。ハヤトの奴は」
ダービット「ま、俺達も仲間としてハヤトを応援してやらないとな」
ナターシャ「そうね。」
デッド「だね。」
バルザック「よーし、行くぜ! 1+1は?」
全員「2!!」

バルザックのカメラのシャッターが下りる。

バルザック「よし、いい写真が撮れたぜ。現像したらみんなに配ってやるからな。」
シホミ「ありがとうございます、バルザックさん」
ミリー(今度はあたし、ちゃんとした顔で写っているかなぁ…?)
ミユキ「どうしたんですか、ミリーさん? そんな深刻そうな顔をして……」
ミリー「あっ…何でもないですよミユキさん。」
ミユキ「………?」
カズマ「さぁて! 写真も撮ったことだし、そろそろ弁当でも食い始めようぜ?」
シホミ「あらあら…やっぱり、カズマはお花よりもお弁当の方がいいみたいね。でも、ちょうど私もお腹が空いてきたところだし……私達も食べましょうか」
ミヒロ・アリア「さんせーーーーーい!」

お花見パニック 前編

カズマ「連合宇宙暦101年 4月2日 航海日誌…
アキさんを初めとする女性テッカマンとミリーがプリキュア5に変身してしまったプリキュア事件とガイさんのエステが見た目もサイズも中身もゲキ・ガンガーそのものに変貌したゲキ・ガンガー事件からしばらく経ったが、ここ最近は、はぐれ戦闘獣やガルラの残党が日本各地で破壊活動を行ったくらいでこれと言った大きな事件は起こらず俺達はそれなりに平穏な日々を過ごしている。ゲキ・ガンガー事件時に余りの嬉しさに壊れてしまったガイさんもサブロウタさんと急遽ナデシコCにやって来た白鳥さんの説得で無事元通りになり、その後元エステのゲキ・ガンガーはガイさん、白鳥さん、サブロウタさんが運用するようになった。
そして、ゲキ・ガンガー事件直後俺はミユキさんとの買い物で案の定荷物持ちをさせられたが、ミユキさんが荷物の半分を持ってくれたこともあってか思いのほか大変という感じはしなかった。俺はミユキさんとの買い物の後に勇気を出して何故買い物に俺を誘ったのかをミユキさんに聞いたが、本来なら彼女はDボゥイさんと買い物に行きたかったらしいのだが、その日にはDボゥイさんはアキトさんのリハビリに付き合う約束があったので、行けなくなりミユキさんはやむを得ずDボゥイさんの代役として同じ「お兄ちゃん」である俺を誘ったとのことらしい。
俺がDボゥイさんの代役だったとはいえ、俺自身もミユキさんもその日は楽しいひと時を過ごす事が出来たので良しとしておこう。まあ、アリアは不服そうだったが………
そして、俺達はユミと姉さんの提案によって今月6日に『みんなで食べる弁当は出来る限り手作りでアルコールは抜き』と言う条件で花見に行くことになった。
何故6日なのかと言うと、提案者の一人である姉さんがアキさんとユミの料理の腕に不安を感じた為、1日から本番までに、急遽アキさんとユミ、ダービットとデッドの4人に料理を教えることになったからだ。
そして、ミヒロの弁当の方も最初はミヒロが怪我をしたら大変なので俺が作るかアリアが作るかでもめたが、レギュレイトの提案によって俺とアリアが共同で作ることになった。
俺がアリアと一緒に作るミヒロの弁当がどんなものになるのか不安だが、それ以上に不安なのがアキさんとユミの料理だ。せっかくの花見が彼女達の料理で地獄絵図に変貌しないよう俺は祈るばかりだ……と」

ナデシコC/食堂
ノアル「何だ何だ? 今日はいつにも増して食堂が賑やかだな………」
ミユキ「あ、ノアルさんにバルザックさん」
バルザック「おう、ミユキ。いったい食堂で何をやってるんだ?」
ミユキ「私達シホミさんとユミさんの提案で6日に「アルコールは無し、皆さんで食べるお弁当は出来る限り手作りで」と言う条件付きでお花見に行くんです。」
ノアル「アルコール抜きな上に弁当は手作りか……こりゃまた難儀なことで……」
バルザック「で、今食堂が賑やかなのと、今度お前らが6日に行く花見と何の関係があるんだ?」
ミユキ「それなんですけど……シホミさんが急にアキさんとユミさんが作るお料理に不安を感じてしまって…… それでシホミさんが本番までの間アキさんとユミさんにお料理を教えることになったんですよ。」
ノアル「なるほど、確かにユミは料理の時にもドジをしそうだしな。俺もこの前塩味のコーヒーを飲まされちまったし………」
バルザック「それにアキもあんまり料理をしたことがないもんな……シホミさんの気持ちがよーくわかるぜ。」
ユミ「ひっどーい! ノアルさん、バルザックさん!! あたしだって一生懸命やってるんですよ!?」
ハヤト「そうですよ! 二人ともユミちゃんのことを悪く言わないでくださいよ!!」
ノアル「おっと、聞いてたか。悪い悪い」
ミユキ「まあまあ、落ち着いてユミさん、ハヤトさん」
バルザック「そう言えば、ナターシャの姿が見えないが……どこに行ったんだ?」
ユミ「ナターシャさんですか? ナターシャさんはお料理教室に通っているんです。戦闘が駄目なら、料理の方で最強を目指すって………」
バルザック「ところで……何か焦げ臭いにおいがあっちからしてきてねえか?」
ミユキ「焦げ臭いにおいが? ………本当だわ。何の臭いかしら………」
と、そこにキッチンからアキの声が響き渡る。
アキ「ちょ、ちょっとユミ! あなた持ち場を離れて何をしているの!? 玉子が焦げているわよ!」
ユミ「あーーーーっ!! シホミさんにオムライスを作りなさいって言われてたのを忘れちゃった!! そ、そ、そ…それじゃあ失礼します!!」
脱兎の如くキッチンへ戻るユミ。
ハヤト「だ、大丈夫かなぁ…ユミちゃん………」
ノアル(…いや、どう考えたって大丈夫じゃねえだろ………)
バルザック(と言うか…なんでオムライスなんだ?)
ミユキ「……と、とりあえずノアルさん達も皆さんのお料理の味見をしてくれませんか? ノアルさん達の言葉がアキさん達の参考になりそうですし……」
ノアル「味見!? お、おい……大丈夫なのかよ!?」
ミユキ「だ、大丈夫ですよノアルさん……万が一の時の為に台所の裏にバケツも用意していますし………」
ノアル「おいおい、バケツって……どっかの料理番組かよ? それはともかく、アキとユミのせいで楽しい花見が地獄絵図になるのも問題だよな。」
バルザック「ああ、ここは一つアキの仲間として、ユミの先輩として付き合ってやるとしますか。」


シホミ「それで、完成したものを見せてもらえないかしら?」
アキユミ「は、はい………」
アキとユミ、完成品をテーブルの上に置く。
ミヒロ「!!」
Dボゥイ「……!」
ホリス「な、何ですかこれは!?」
アキ「な、何って……私、オムライスを作ったつもりなんだけど………」
アリア「ほ、ホントにあの材料でこんなものができちゃったの!?」
アキ「え、ええ………」
ユミ「だ、大丈夫よ! き、きっと……あ、味の方は大丈夫だから!!」
カズマ(どう考えたって大丈夫じゃねえだろ………)
シホミ「……ま、まあそれはともかく……ダービット君とデッド君の方は問題なさそうね。」
ダービット「色男としてはこれぐらいの事はできないとな。」
デッド「だね。」
ミヒロ「それに、お兄ちゃんとアリ姉ちゃんが作ったオムライスも最初はどんなものになるのか心配だったけど…美味しそう!」
アリア「えっ!?ミ、ミヒロ……ほ、ホントに!?」
ミヒロ「う、うん……」
アリア「………………もう、嬉しい、嬉しい、嬉しい!! ハグしちゃうから!」
ミヒロ「ちょ、ちょっとアリ姉ちゃん…苦しいよぉ………」
アリア「あ、ご…ごめんねミヒロ。ちょっと興奮しすぎちゃったみたい……… それに、カズマとの共同作業だってことも忘れてたわ」
カズマ「お、俺の立場って………」
と、そこにミユキに案内されたノアルとバルザックがやってくる。
ノアル「おお、やってるやってる。にしても、ずいぶん賑やかな料理教室だな」
Dボゥイ「ノアル! それにバルザックも来たのか?」
ノアル「ああ、食堂がいつにも増して賑やかなのが気になってな」
バルザック「それで、俺達はミユキに頼まれてアキとユミの料理の味見をすることになったワケさ」
ミユキ「それで、お兄ちゃん。アキさんとユミさんのオムライスはどうなったの?」
Dボゥイ「あ、ああ…あの二人が作ったものはこの二つだけど………」
ミユキ「!!」
ノアル「お、おい…ホントにオムライスかよコレ…!?」
ホリス「え、ええ…本人はオムライスだと言い張っていますけどね………」
アキ「………はぁ」
バルザック「ま、まあ…とやかく言ってもしょうがねえ。とりあえず食ってみようぜ?」
ノアル「そ、そうだな…見た目はアレでも中は美味いって可能性もあるからな。」
ノアルとバルザック、アキの作ったオムライスを口に頬張る。
ノアル「……!? むぐっ! むぐぐーーーっ!?」
アキ「の、ノアル!?」
バルザック「む、むぐっ…! な、何だよこれは………!?」
ミユキ「ど、どうしましたノアルさん!? バルザックさん!?」
ノアルバルザック「む、むぐぐ~~!!」
台所の裏に用意してあるバケツのところへ走り去るノアルとバルザック。
Dボゥイ「お、おい! ノアル、バルザック!?」
アキ「はぁ… 私、こうなると思っていたわ………」
そして、半ばフラフラになりながら戻ってくるノアルとバルザック。
ミユキ「だ、大丈夫ですかノアルさん…バルザックさん………」
ノアル「うぷ…ひどい目に遭ったぜ……ライスがベチャべチャな上に中途半端なトマト味が気持ち悪さを倍増だぜ………」
バルザック「その上、玉子がグチャグチャで具も全然炒まってないもんな… こりゃキツイわ」
アキ「や、やっぱりね………」
ノアル「……でも、あれに比べればアキのオムライスの方がマシだと思うぜ?」
アキ「えっ? 私が作ったのよりも酷い物が!? そ、それって何なの!?」
ノアル「ああ、それはだな………」
と、ノアルが話そうとした時………
Dボゥイ「くわぁっ!!」
カズマ「ぬあぁぁぁぁああ!!」
アキ「た、タカヤ!? それにカズマもどうしたの!?」
ノアル「な、何だ何だ!?」
ユミの作ったオムライスを食べて、猛ダッシュでバケツの所に走っていくDボゥイとカズマ。
ミユキ・ミヒロ「ああっ! お兄ちゃん!!」
ユミ「ええっ!? じょ、冗談ですよねDさん!? あたし、頑張ったハズなのに……」
ホリス「ゆ、ユミさん…これの…どこが冗談…なんで…すか……!?」
ハヤト「う、うぷっ… ゆ、ユミちゃん…お、オムライスに……な、何を入れたの………!?」
アカネ「ほ、ホリス! しっかりしなさいってば!!」
ダービット「お、おい! しっかりしろ、ハヤト!!」
ホリス・ハヤト「………ガクッ」
泡を吹いて倒れるホリスとハヤト。
ユミ「は、ハヤトさん!!」
アカネ「ホリス! しっかりして、ホリス!!」
ミユキ「こ、今度はハヤトさんとホリスさんが倒れちゃった!?」
ダービット「………デッド、こうしちゃいられねえ! 2人を手遅れになる前にメディカルルームに運ぶぞ!!」
デッド「ラーサ!!」
ダービットデッド「テックセッターッ!!」
テックセットしテッカマンに変身するダービットとデッド。
デッド「さあ、行こうダービット!」
ゾマー「ラーサ!!」
ゾマーとデッド、ホリスとハヤトを背負ってメディカルルームに向かう。
アキ「…の、ノアル……私が作ったものより酷い物って………あれのこと?」
ノアル「い、いや……そうじゃねえよ。 と、言うかユミが作った物の方があれよか酷いと思うぜ………」
そして、フラフラになって戻ってきたDボゥイとカズマ。
Dボゥイ「う…く……」
ミユキ「お、お兄ちゃん、大丈夫!?」
ミユキが手に水の入ったコップを持ってDボゥイに駆け寄る。
Dボゥイ「だ、大丈夫だミユキ……」
ミユキが持ってきた水を一気飲みするDボゥイ
Dボゥイ「ユ、ユミの作ったオムライスを食べて少し吐き気と目眩がしたくらいだ……心配はいらないさ………」
ミユキ「で、でも……」
カズマ「うっ…うぐぐ……やい、ユミ! お前オムライスに何を入れやがった!?」
ユミ「な、何を入れたかって…あたし、変な物なんて入れてないわよ!」
カズマ「嘘を付け!! じゃあ何で俺とDボゥイさんがお前が作ったオムライスを食べて悶絶し、ハヤトとホリスが泡を吹いて倒れたんだ!?」
ユミ「い…!? そ、それを言われたら……」
と、そこに台所からアリアがやって来る。
アリア「ユミ…あんた、塩と間違えてコレを、ケチャップと間違えてコレを使ったんじゃ………」
ユミ「えっ? あたし、ちゃんと塩を使…ってこれ重曹じゃない!」
カズマ「それに、こっちはハバネロチリソースじゃねえか! お前、これでチキンライスを作っていたのかよ!?」
ユミ「えーっ!? ハバネロがあるなんてシホミさん、言ってなかったもん! 言ってくれたらちゃんとケチャップを使……」
と、そこに………
シホミ「……ユミさん?(目が開いている)」
ユミ「ひっ!! し、シホミさん!!」
カズマ「ね、姉さん……(げっ…姉さんが本気で怒っている……)」
シホミ「ちょっとお話があるから、後で私の部屋に来なさいね?」
ユミ「は、はい………」
カズマ(ユミの奴、自分のミスを棚に上げて姉さんのせいにしたばかりに姉さんを本気で怒らせちまったな…可哀想に………)
Dボゥイ「ところで、ノアル。お前がアキに言っていたアキの料理より酷くて、ユミの料理よりマシなあれって一体なんなんだ?」
ノアル「ん? ああ、ユリカ艦長の手料理だよ。大分前に食った事があるんだが、とても食えたもんじゃ無かったぜ。あれに比べるとアキの料理の方が数倍マシだぜ。」
バルザック「お、おいノアル……」
ミユキ「ノアルさん…それフォローになっていませんよ………」
アキ(はぁ…。こんなんじゃ、女性としての合格点を貰う事は無理みたいね………)

続く

あとがき:第2話から二週間弱掛かって、やっとノイ・ヴェルターの爽快かつ愉快な日々の第3話(完全新作です)をアップする事が出来ましたが、早く第3話をアップしたいという焦りからかかなり雑な文章になってしまいました………
今回のストーリーはJの第33話のシナリオエンドデモをベースに愛エプの要素やレオナの料理ネタなどを組み合わせてみました。 また、5月も大詰めなのに、何でお花見なの?という突っ込みは無しでお願いします(笑)。
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