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お花見パニック 後編 Aパート

ヴァルストーク/ミヒロの部屋
こまち『あら? 可愛い♪』
かれん『なに?』
こまち『ホラ、トカゲ♪』
かれん『ひっ……! いやぁぁぁぁぁっ! こ、来ないで! それ以上近付かないで!!』
こまち『可愛いのに……』
ミユキ「連合宇宙暦101年 4月6日 航海日誌…
今日は、わけあってカズマさんの代わりに私がヴァルストークの航海日誌を書くことになりました。
アキさん達のお料理修行から大分経ち、普段お料理をすることがなかったダービットさんやデッドさんもシホミさんのご指導のおかげで、
ナターシャさんの方もお料理教室に通い続けた甲斐もあって大分上達し、
レギュレイトさんの一言でミヒロちゃんのお弁当を合作する事になったカズマさんとアリアさんもシホミさんのお墨付きがつくお料理を作り上げていました。
だけど……アキさんとユミさんだけは上達する気配が殆どなくて、ユミさんのお料理を食べたタカヤお兄ちゃんやカズマさんは毎日のように悶絶し、ユミさんはシホミさんのとてつもなく恐ろしいお仕置きを受けていました。
アキさんとユミさんはきっと本番では大丈夫と言い張っていたけど、本当に大丈夫なのかしら………
お兄ちゃんや皆さんと一緒に行くお花見がアキさんとユミさんのお弁当で地獄絵図にならないかどうかが心配です………」

日誌を書き終えて最後にキュアミントとキュアアクアのイラストを書くミユキ。と、そこにDボゥイがやってくる。
Dボゥイ「ミユキ、そろそろ準備をする時間だぞ。」
ミヒロ「きゃあっ! の、ノックぐらいしてくださいよ、Dボゥイさん!!」
Dボゥイ「っ! す、すまないミヒロ…つい、いつもの癖でここがミユキの部屋じゃなくてミヒロの部屋だってことを忘れてしまった……」
ミヒロ「い、いつもの癖って……?」
ミユキ「驚かせちゃってごめんね、ミヒロちゃん。お兄ちゃんは昔から私の部屋に入る時はノックをしないで入ってくるから……」
ミヒロ「そ、そうなんだ…… ああ、びっくりしたぁ………」
Dボゥイ「ほ、本当にすまなかった…ミヒロ……」
ミユキ「それで、お兄ちゃん。他の人達は?」
Dボゥイ「ああ、そろそろみんな台所に集まってくる頃だ。ミユキも急ぐんだぞ。」
ミユキ「わかったわ、お兄ちゃん。」


そして、しばらく経った後皆の弁当作りが無事終わり、一行はGアイランドシティの公園へと向かった。

Gアイランドシティ/公園
ミリー「でも、ビックリしたなぁ…ノアルさんとバルザックさんもお花見に参加するって聞いたとき……」
ノアル「まあな、アキ達が楽しい花見にいくってのに、俺達が留守番ってのは冗談じゃないからな。」
バルザック「それで、シホミさんを何とか説得して俺達も参加できることになったわけさ。」
ノアル「まあ、その代わりに花見で食う弁当の空箱を洗うのを頼まれちまったけどな……」
カズマ「そ、それって本末転倒じゃねえか……」
バルザック「仕方ねえよ、引き受けなかったら連れて行かないってシホミさんに言われちまったんだからな……」
ノアル「それに、シホミさんも4日前からちょいとご機嫌斜めだしな… 万が一逆らったらぶっ飛ばされそうだぜ……」
ミリー「ご、ご愁傷様です……」
カズマ「俺もガキの頃からよく姉さんを怒らせてはビンタされちまってるしな… ノアルさん達の気持ちがよ~くわかるぜ………」
ノアル「カズマ…お前も苦労してたんだな……」
シホミ「あら? カズマ…ノアルさん達と何を話しているの?(目は閉じている)」
カズマ「……ッ! い、いや…な、何でもない! 何でもないって、姉さん!」
シホミ「そう… ならいいけど……」
カズマ・ノアルバルザック(ふぅ…やっべえ、やべえ……)
ミリー(や、やっぱりシホミさん…ちょっと気が立っているみたいですね……)
アリア「でも、お姉ちゃん。あたし達、どこに座ろっか? これだけの大人数が座る場所って見つからないと思うけど……」
シホミ「それなら心配ないわよアリアちゃん。フリーマンさんが私達の為に絶好の花見スポットを確保してくれたもの。」
アリア「ああ、そうなんだ……って…ええっ!?」
ミヒロ「ふ、フリーマンさんってそんな事まで出来ちゃうの!?」
ホリス「い、いくらフリーマンさんが根回しが得意だからって、そこまでは………」
ミユキ「あ…シホミさん! フリーマンさんが用意してくれた場所ってあそこじゃないんですか?」
シホミ「どれどれ……(ミユキが指差した場所を見て)どうやら、あそこで間違いないみたいね。さあ皆、準備しましょうか」
カズマ「何だってーーーーっ!?」
アリア・ミヒロ「う、嘘… 信じられない……」
ホリス「お、恐るべし…フリーマンさんの根回しの上手さ………」

一行、フリーマンが用意した場所に座り始める。

カズマ「す、すげえ…ちゃんと俺達全員が座れちまったぜ……」
Dボゥイ「ああ…チーフの根回しの上手さは俺達もよく知っていたが…こんなことまでやれるとは思ってなかったよ……」
ユミ「でも、Dさん! ここから見る桜の花はすっごく綺麗ですよ~~!」
ミユキ「そうよ、お兄ちゃん。せっかく皆さんと来たんだから、今日は存分に楽しまなくっちゃ」
ユミ「そ~ですよね、ミユキさん! ハヤトさんもそう思うでしょ?」
ハヤト「そうだね、ユミちゃん!(うぅ…よかった…Dボゥイさんのついでとは言え…ユミちゃんに相手にしてもらえた………ッ!)」
ミヒロ「ホントに綺麗……」
アカネ「そうだね、ミヒロ。特にこの下で食べるお弁当はどんなに美味しいことやら……」
ホリス「おやおや、アカネさん。もう口からよだれが滴り落ちていますよ?」
アカネ「え!? ええっ!?」
ホリス「嘘ですよ。」
アカネ「こ、こ、こ、こ、こ、こ……この馬鹿ホリスゥゥゥゥゥーッ!!」
ナターシャ「やれやれ…相変わらずね。この二人は……」
ユミ「そうですね……って! ナターシャさん、居たんですかぁ!?」
ナターシャ「い、居たんですかじゃないわよ! 居たんですかじゃ! さ、最初から居たじゃない!!」
ユミ「す、すいませんでした…ナターシャさん……ぜ、全然気付いてませんでした………」
ナターシャ「ぜ、全然……!?(な、何で私ばかりミユキさんとは違って作者からこんな扱いを………しくしくしく………)」
デッド(あーあ、ナターシャの奴普通にヘコんでるよ……)
ダービット(と言うかユミの奴も結構えげつない事言うもんだな……)
バルザック「にしても今年の桜は一段と見事だな。こいつは写真に収める甲斐があるってもんだぜ。」
ホリス「写真? ああ、バルザックさんはスパイの頃はカメラマンに変装していたんですよね」
カズマ「そーいやそうだったな、俺としちゃあ、後で見せた軍人としての姿は全く気に入らなかったけどな」
バルザック「そう言うなって。じゃあ、一枚撮るから、みんな準備しろよ。」
カズマ「わかったぜ、バルザックさん。」
ミユキ「えへへ…じゃあ、私はお兄ちゃんの隣に座ろうっと♪」
Dボゥイ「お、おいミユキ……」
アキ「もう、ミユキさんったら! でも、この際だから私もタカヤの隣に座ろうかしら?」
ユミ「あーっ! ズルイです、チーフにミユキさん! こうなったらあたしはDさんの後ろに座っちゃおーーっと!!」
ハヤト「ちょ、ちょっとユミちゃん!? お、俺の立場は……!?」
Dボゥイ「……3人とも勘弁してくれ………」
ミユキ(でもハヤトさん、何か可哀想……)
カズマ(お、俺的にDボゥイさんが羨ましいというか…大変と言うか……)
アリア「ほらほらカズマ! ボーっと突っ立ってないであたし達も準備するわよ!」
ミヒロ「早くしないと撮影が始まっちゃうよ、お兄ちゃん!」
カズマ「わ、わかってるって!」

そして、しばらくして……

バルザック「よーし、そろそろ撮るぞ…って、ハヤト! シケた面してないでもっと笑顔になれ! いい写真が撮れねえだろうが!」
ハヤト「は、はい……」
デッド「相変わらず、前途多難だね。ハヤトの奴は」
ダービット「ま、俺達も仲間としてハヤトを応援してやらないとな」
ナターシャ「そうね。」
デッド「だね。」
バルザック「よーし、行くぜ! 1+1は?」
全員「2!!」

バルザックのカメラのシャッターが下りる。

バルザック「よし、いい写真が撮れたぜ。現像したらみんなに配ってやるからな。」
シホミ「ありがとうございます、バルザックさん」
ミリー(今度はあたし、ちゃんとした顔で写っているかなぁ…?)
ミユキ「どうしたんですか、ミリーさん? そんな深刻そうな顔をして……」
ミリー「あっ…何でもないですよミユキさん。」
ミユキ「………?」
カズマ「さぁて! 写真も撮ったことだし、そろそろ弁当でも食い始めようぜ?」
シホミ「あらあら…やっぱり、カズマはお花よりもお弁当の方がいいみたいね。でも、ちょうど私もお腹が空いてきたところだし……私達も食べましょうか」
ミヒロ・アリア「さんせーーーーーい!」
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