スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お花見パニック 前編

カズマ「連合宇宙暦101年 4月2日 航海日誌…
アキさんを初めとする女性テッカマンとミリーがプリキュア5に変身してしまったプリキュア事件とガイさんのエステが見た目もサイズも中身もゲキ・ガンガーそのものに変貌したゲキ・ガンガー事件からしばらく経ったが、ここ最近は、はぐれ戦闘獣やガルラの残党が日本各地で破壊活動を行ったくらいでこれと言った大きな事件は起こらず俺達はそれなりに平穏な日々を過ごしている。ゲキ・ガンガー事件時に余りの嬉しさに壊れてしまったガイさんもサブロウタさんと急遽ナデシコCにやって来た白鳥さんの説得で無事元通りになり、その後元エステのゲキ・ガンガーはガイさん、白鳥さん、サブロウタさんが運用するようになった。
そして、ゲキ・ガンガー事件直後俺はミユキさんとの買い物で案の定荷物持ちをさせられたが、ミユキさんが荷物の半分を持ってくれたこともあってか思いのほか大変という感じはしなかった。俺はミユキさんとの買い物の後に勇気を出して何故買い物に俺を誘ったのかをミユキさんに聞いたが、本来なら彼女はDボゥイさんと買い物に行きたかったらしいのだが、その日にはDボゥイさんはアキトさんのリハビリに付き合う約束があったので、行けなくなりミユキさんはやむを得ずDボゥイさんの代役として同じ「お兄ちゃん」である俺を誘ったとのことらしい。
俺がDボゥイさんの代役だったとはいえ、俺自身もミユキさんもその日は楽しいひと時を過ごす事が出来たので良しとしておこう。まあ、アリアは不服そうだったが………
そして、俺達はユミと姉さんの提案によって今月6日に『みんなで食べる弁当は出来る限り手作りでアルコールは抜き』と言う条件で花見に行くことになった。
何故6日なのかと言うと、提案者の一人である姉さんがアキさんとユミの料理の腕に不安を感じた為、1日から本番までに、急遽アキさんとユミ、ダービットとデッドの4人に料理を教えることになったからだ。
そして、ミヒロの弁当の方も最初はミヒロが怪我をしたら大変なので俺が作るかアリアが作るかでもめたが、レギュレイトの提案によって俺とアリアが共同で作ることになった。
俺がアリアと一緒に作るミヒロの弁当がどんなものになるのか不安だが、それ以上に不安なのがアキさんとユミの料理だ。せっかくの花見が彼女達の料理で地獄絵図に変貌しないよう俺は祈るばかりだ……と」

ナデシコC/食堂
ノアル「何だ何だ? 今日はいつにも増して食堂が賑やかだな………」
ミユキ「あ、ノアルさんにバルザックさん」
バルザック「おう、ミユキ。いったい食堂で何をやってるんだ?」
ミユキ「私達シホミさんとユミさんの提案で6日に「アルコールは無し、皆さんで食べるお弁当は出来る限り手作りで」と言う条件付きでお花見に行くんです。」
ノアル「アルコール抜きな上に弁当は手作りか……こりゃまた難儀なことで……」
バルザック「で、今食堂が賑やかなのと、今度お前らが6日に行く花見と何の関係があるんだ?」
ミユキ「それなんですけど……シホミさんが急にアキさんとユミさんが作るお料理に不安を感じてしまって…… それでシホミさんが本番までの間アキさんとユミさんにお料理を教えることになったんですよ。」
ノアル「なるほど、確かにユミは料理の時にもドジをしそうだしな。俺もこの前塩味のコーヒーを飲まされちまったし………」
バルザック「それにアキもあんまり料理をしたことがないもんな……シホミさんの気持ちがよーくわかるぜ。」
ユミ「ひっどーい! ノアルさん、バルザックさん!! あたしだって一生懸命やってるんですよ!?」
ハヤト「そうですよ! 二人ともユミちゃんのことを悪く言わないでくださいよ!!」
ノアル「おっと、聞いてたか。悪い悪い」
ミユキ「まあまあ、落ち着いてユミさん、ハヤトさん」
バルザック「そう言えば、ナターシャの姿が見えないが……どこに行ったんだ?」
ユミ「ナターシャさんですか? ナターシャさんはお料理教室に通っているんです。戦闘が駄目なら、料理の方で最強を目指すって………」
バルザック「ところで……何か焦げ臭いにおいがあっちからしてきてねえか?」
ミユキ「焦げ臭いにおいが? ………本当だわ。何の臭いかしら………」
と、そこにキッチンからアキの声が響き渡る。
アキ「ちょ、ちょっとユミ! あなた持ち場を離れて何をしているの!? 玉子が焦げているわよ!」
ユミ「あーーーーっ!! シホミさんにオムライスを作りなさいって言われてたのを忘れちゃった!! そ、そ、そ…それじゃあ失礼します!!」
脱兎の如くキッチンへ戻るユミ。
ハヤト「だ、大丈夫かなぁ…ユミちゃん………」
ノアル(…いや、どう考えたって大丈夫じゃねえだろ………)
バルザック(と言うか…なんでオムライスなんだ?)
ミユキ「……と、とりあえずノアルさん達も皆さんのお料理の味見をしてくれませんか? ノアルさん達の言葉がアキさん達の参考になりそうですし……」
ノアル「味見!? お、おい……大丈夫なのかよ!?」
ミユキ「だ、大丈夫ですよノアルさん……万が一の時の為に台所の裏にバケツも用意していますし………」
ノアル「おいおい、バケツって……どっかの料理番組かよ? それはともかく、アキとユミのせいで楽しい花見が地獄絵図になるのも問題だよな。」
バルザック「ああ、ここは一つアキの仲間として、ユミの先輩として付き合ってやるとしますか。」


シホミ「それで、完成したものを見せてもらえないかしら?」
アキユミ「は、はい………」
アキとユミ、完成品をテーブルの上に置く。
ミヒロ「!!」
Dボゥイ「……!」
ホリス「な、何ですかこれは!?」
アキ「な、何って……私、オムライスを作ったつもりなんだけど………」
アリア「ほ、ホントにあの材料でこんなものができちゃったの!?」
アキ「え、ええ………」
ユミ「だ、大丈夫よ! き、きっと……あ、味の方は大丈夫だから!!」
カズマ(どう考えたって大丈夫じゃねえだろ………)
シホミ「……ま、まあそれはともかく……ダービット君とデッド君の方は問題なさそうね。」
ダービット「色男としてはこれぐらいの事はできないとな。」
デッド「だね。」
ミヒロ「それに、お兄ちゃんとアリ姉ちゃんが作ったオムライスも最初はどんなものになるのか心配だったけど…美味しそう!」
アリア「えっ!?ミ、ミヒロ……ほ、ホントに!?」
ミヒロ「う、うん……」
アリア「………………もう、嬉しい、嬉しい、嬉しい!! ハグしちゃうから!」
ミヒロ「ちょ、ちょっとアリ姉ちゃん…苦しいよぉ………」
アリア「あ、ご…ごめんねミヒロ。ちょっと興奮しすぎちゃったみたい……… それに、カズマとの共同作業だってことも忘れてたわ」
カズマ「お、俺の立場って………」
と、そこにミユキに案内されたノアルとバルザックがやってくる。
ノアル「おお、やってるやってる。にしても、ずいぶん賑やかな料理教室だな」
Dボゥイ「ノアル! それにバルザックも来たのか?」
ノアル「ああ、食堂がいつにも増して賑やかなのが気になってな」
バルザック「それで、俺達はミユキに頼まれてアキとユミの料理の味見をすることになったワケさ」
ミユキ「それで、お兄ちゃん。アキさんとユミさんのオムライスはどうなったの?」
Dボゥイ「あ、ああ…あの二人が作ったものはこの二つだけど………」
ミユキ「!!」
ノアル「お、おい…ホントにオムライスかよコレ…!?」
ホリス「え、ええ…本人はオムライスだと言い張っていますけどね………」
アキ「………はぁ」
バルザック「ま、まあ…とやかく言ってもしょうがねえ。とりあえず食ってみようぜ?」
ノアル「そ、そうだな…見た目はアレでも中は美味いって可能性もあるからな。」
ノアルとバルザック、アキの作ったオムライスを口に頬張る。
ノアル「……!? むぐっ! むぐぐーーーっ!?」
アキ「の、ノアル!?」
バルザック「む、むぐっ…! な、何だよこれは………!?」
ミユキ「ど、どうしましたノアルさん!? バルザックさん!?」
ノアルバルザック「む、むぐぐ~~!!」
台所の裏に用意してあるバケツのところへ走り去るノアルとバルザック。
Dボゥイ「お、おい! ノアル、バルザック!?」
アキ「はぁ… 私、こうなると思っていたわ………」
そして、半ばフラフラになりながら戻ってくるノアルとバルザック。
ミユキ「だ、大丈夫ですかノアルさん…バルザックさん………」
ノアル「うぷ…ひどい目に遭ったぜ……ライスがベチャべチャな上に中途半端なトマト味が気持ち悪さを倍増だぜ………」
バルザック「その上、玉子がグチャグチャで具も全然炒まってないもんな… こりゃキツイわ」
アキ「や、やっぱりね………」
ノアル「……でも、あれに比べればアキのオムライスの方がマシだと思うぜ?」
アキ「えっ? 私が作ったのよりも酷い物が!? そ、それって何なの!?」
ノアル「ああ、それはだな………」
と、ノアルが話そうとした時………
Dボゥイ「くわぁっ!!」
カズマ「ぬあぁぁぁぁああ!!」
アキ「た、タカヤ!? それにカズマもどうしたの!?」
ノアル「な、何だ何だ!?」
ユミの作ったオムライスを食べて、猛ダッシュでバケツの所に走っていくDボゥイとカズマ。
ミユキ・ミヒロ「ああっ! お兄ちゃん!!」
ユミ「ええっ!? じょ、冗談ですよねDさん!? あたし、頑張ったハズなのに……」
ホリス「ゆ、ユミさん…これの…どこが冗談…なんで…すか……!?」
ハヤト「う、うぷっ… ゆ、ユミちゃん…お、オムライスに……な、何を入れたの………!?」
アカネ「ほ、ホリス! しっかりしなさいってば!!」
ダービット「お、おい! しっかりしろ、ハヤト!!」
ホリス・ハヤト「………ガクッ」
泡を吹いて倒れるホリスとハヤト。
ユミ「は、ハヤトさん!!」
アカネ「ホリス! しっかりして、ホリス!!」
ミユキ「こ、今度はハヤトさんとホリスさんが倒れちゃった!?」
ダービット「………デッド、こうしちゃいられねえ! 2人を手遅れになる前にメディカルルームに運ぶぞ!!」
デッド「ラーサ!!」
ダービットデッド「テックセッターッ!!」
テックセットしテッカマンに変身するダービットとデッド。
デッド「さあ、行こうダービット!」
ゾマー「ラーサ!!」
ゾマーとデッド、ホリスとハヤトを背負ってメディカルルームに向かう。
アキ「…の、ノアル……私が作ったものより酷い物って………あれのこと?」
ノアル「い、いや……そうじゃねえよ。 と、言うかユミが作った物の方があれよか酷いと思うぜ………」
そして、フラフラになって戻ってきたDボゥイとカズマ。
Dボゥイ「う…く……」
ミユキ「お、お兄ちゃん、大丈夫!?」
ミユキが手に水の入ったコップを持ってDボゥイに駆け寄る。
Dボゥイ「だ、大丈夫だミユキ……」
ミユキが持ってきた水を一気飲みするDボゥイ
Dボゥイ「ユ、ユミの作ったオムライスを食べて少し吐き気と目眩がしたくらいだ……心配はいらないさ………」
ミユキ「で、でも……」
カズマ「うっ…うぐぐ……やい、ユミ! お前オムライスに何を入れやがった!?」
ユミ「な、何を入れたかって…あたし、変な物なんて入れてないわよ!」
カズマ「嘘を付け!! じゃあ何で俺とDボゥイさんがお前が作ったオムライスを食べて悶絶し、ハヤトとホリスが泡を吹いて倒れたんだ!?」
ユミ「い…!? そ、それを言われたら……」
と、そこに台所からアリアがやって来る。
アリア「ユミ…あんた、塩と間違えてコレを、ケチャップと間違えてコレを使ったんじゃ………」
ユミ「えっ? あたし、ちゃんと塩を使…ってこれ重曹じゃない!」
カズマ「それに、こっちはハバネロチリソースじゃねえか! お前、これでチキンライスを作っていたのかよ!?」
ユミ「えーっ!? ハバネロがあるなんてシホミさん、言ってなかったもん! 言ってくれたらちゃんとケチャップを使……」
と、そこに………
シホミ「……ユミさん?(目が開いている)」
ユミ「ひっ!! し、シホミさん!!」
カズマ「ね、姉さん……(げっ…姉さんが本気で怒っている……)」
シホミ「ちょっとお話があるから、後で私の部屋に来なさいね?」
ユミ「は、はい………」
カズマ(ユミの奴、自分のミスを棚に上げて姉さんのせいにしたばかりに姉さんを本気で怒らせちまったな…可哀想に………)
Dボゥイ「ところで、ノアル。お前がアキに言っていたアキの料理より酷くて、ユミの料理よりマシなあれって一体なんなんだ?」
ノアル「ん? ああ、ユリカ艦長の手料理だよ。大分前に食った事があるんだが、とても食えたもんじゃ無かったぜ。あれに比べるとアキの料理の方が数倍マシだぜ。」
バルザック「お、おいノアル……」
ミユキ「ノアルさん…それフォローになっていませんよ………」
アキ(はぁ…。こんなんじゃ、女性としての合格点を貰う事は無理みたいね………)

続く

あとがき:第2話から二週間弱掛かって、やっとノイ・ヴェルターの爽快かつ愉快な日々の第3話(完全新作です)をアップする事が出来ましたが、早く第3話をアップしたいという焦りからかかなり雑な文章になってしまいました………
今回のストーリーはJの第33話のシナリオエンドデモをベースに愛エプの要素やレオナの料理ネタなどを組み合わせてみました。 また、5月も大詰めなのに、何でお花見なの?という突っ込みは無しでお願いします(笑)。
スポンサーサイト

Comments

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。