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カズマ、人生最大の幸運

ヴァルストーク/カズマの部屋
剣崎『橘さん! 所長が……』
橘『ここは俺に任せろ。お前は所長を頼む。』
剣崎『でも……!』
橘『行けッ!!』
剣崎『…はいっ!!』
カズマ「はぁ… 今年もこの日が来ちまったかぁ… 街にはDボゥイさんにアキさん、ゼクスさんにノイン教官を初めとするカップルがワンサカいるのに俺は一人で仮面ライダー鑑賞…… 泣けてくるぜ………」
と、その時カズマの部屋のドアを誰かがノックする。
カズマ「うん?」
ミユキ『すいません、カズマさん…居ますか?』
カズマ「み、み、み… ミユキさんっスか!? い、今部屋を片付けますから! ちょ、ちょっと待っててください!」
ミユキ『は、はい……』
そして、十分後………
カズマ「それで、いったい何の用があって来たんスか?」
ミユキ「実はミヒロちゃんに頼まれたんです。『今日はミユキさんがお兄ちゃんのためのサンタさんになってとっておきのプレゼントをしてあげて』……って。」
カズマ「とっておきのプレゼントを? 俺…今、別に必要としているものなんか無いっスけど………」
ミユキ「うふふ、そういうのじゃないですよ。私が言う『とっておきのプレゼント』はこの季節にカズマさんが最も待ち遠しくしているものですよ。」
カズマ「この季節に俺が待ち遠しくしているもの…? ま、ま、ま…まさかそれって……!?」
ミユキ「はい。カズマさん… 今日は……私と……デート……してくれませんか?」
カズマ「!? ………」
ミユキの突然の一言にカズマの時間が一時停止する。
カズマ「ええええええええええっっっ!?!?!? で、で、で、で…でも本当に俺なんかでいいんスか!? 買い物ならともかく、デートって…… そ、そ、そ…それに、Dボゥイさんがなんて言うか……」
ミユキ「大丈夫ですよ、カズマさん。お兄ちゃんも『カズマなら安心してミユキを任せられる』って言ってくれましたし……」
カズマ「Dボゥイさんがそんな事を……(うぅっ… お、俺……今日はホントに死んでもいいかも………!!)」
ミユキ「か、カズマさんどうしたんです!? さっきから体が震えていますけど………」
カズマ「!! い、いや…何でもないっスよ。さ、さあ、行きましょう!!」

ヴァルストーク/通路
部屋から出ていくカズマとミユキを睨みつけるアリア。
アリア「………(馬鹿カズマ! あたしが居るのにミユキなんかに現を抜かされて! こうなったらあの二人の……)」
シホミ「あらあら、アリアちゃんったら………」
レギュレイト「駄目ですよ、アリア。そう言ういじわるは……」
アリア「はうっ! お、お姉ちゃん! それに、ママ! いつの間に!?」
レギュレイト「さっきからず~っとそこに居ましたよ?」
アリア(か、カズマとミユキに気を取られすぎて、ママとお姉ちゃんには全然気づいていなかったわ………)
シホミ「アリアちゃん、今日のカズマとミユキさんのデートのプランはミヒロちゃんが立ててあげたんだから、邪魔しないように……ね?」
アリア「ええっ! ミヒロが!? そ、それ…本当なの?」
シホミ「正真正銘本当よ。 さあ、アリアちゃんはケーキ作りを手伝ってね?」
アリア「(うむむぅ… ミヒロが言ったんなら仕方ない……)はぁい………」

ヴァルストーク/食堂
ノアル「……で、カズマまでミユキと一緒に街へ行っちまったのかよ………」
サブロウタ「ああ… それにダービットとデッド(!!)にユミとハヤトといったカップルとは言い難い組み合わせまで街に出かけたってよ………」
アオイ=ジュン「それに引き替え僕達の方は………」
ノアル「………」
サブロウタ「………」
ノアル・サブロウタ・アオイ=ジュン「はぁ………」
ガイ「おいおい、なーにシケた面してんだよお前ら! こういう時こそゲキ・ガンガーを見て憂さ晴らしだぜぇ!!」
ノアル「お前はいいよなぁ……クリスマスに彼女なしだってこうしてポジティブにいられるんだからよ……」
サブロウタ「……全くだ。お前を見てると俺は昔に戻りたいって気持ちになってくるぜ………」
ガイ「???」


あとがき。
 さてさて約4ヶ月ぶりにノイ・ヴェルターの爽快かつ愉快な日々のアップを行ったわけですが、今日はクリスマスイブなのでクリスマスイブネタを持ってきました。

 W本編でカノジョがいないさみしいクリスマスを送っていたカズマですが、ミヒロちんのお願いもあってか今回、人生最大の幸運を手に入れることができました。
 私自身、自分で書いておいて何ですが、カズマとミユキをどうしてもくっつけたくなるんですよね、不思議だな(超爆)。

なお、このお話はカズマの夢だったという無体なオチは一切用意していないのであしからず。

 ちなみに、今回カズマが冒頭で見ていたのは仮面ライダー剣の第15話『運命の適合者』です。
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